[Accident For GT]


[NISMO 400R vs R33 GT-R]
全長3,979kmとGran Turismoに登場するコースの中でも、Grand Valleyに次いで長いコースとなっているTrial Mountain。
岩肌が露出する中、低速コーナーを中心に、森林に覆われた豪快な裏ストレートや後半のテクニカルセクションと、非常に変化に富んだコースでもある。それ故にコーナーへのブレーキング競争や最終コーナーのシケインへノーブレーキで進入し度胸を試すドライバーも多く壁に激突したり、他のドライバーを巻き込み大惨事となるケースも多い。
今回検証するNISMO 400Rのドライバーも、自らのミスで他車を惨事に巻き込んだが、結果的には接触した相手に魂を抜き取られるといった貴重な体験をする事となった。
彼は4WD Challenge/第1戦のTrial Mountain IIで予選6位からのスタートであったが、兄弟車とも言えるR33 GT-Rに果敢にも裏ストレート後の中速コーナーでアウトから勝負を挑み悪夢のような出来事を自らが体験する事となった。中速コーナーで勝負を賭けるべく、前方を走行していたR33 GT-Rのアウトから強引に被せて立ち上がりで前に出るはずだったのだが、オーバースピードで突っ込んだ為にアウトに膨らみ壁に激突、反動でR33 GT-Rに接触する事となってしまった。
2台共にクラッシュ!と思われたが、不思議にも2台は徐々に合体、更には完全に1台となりNISMO 400RはR33 GT-Rに魂を抜き取られるといった現象を拝む事となった。
今回のケースではイエローフラッグ等のレース中断もなくレースは継続されたが、NISMO 400Rのドライバーは完全に再起不能となり犬吠埼の療養所 (サナトリウム) で残り長い余生を過ごしているらしい... (療養所非常勤看護婦談)
コース内に設置されたカメラと双方の車載カメラを交えながら魂の抜き取られる瞬間を検証する。

[TRIAL MOUNTAIN II MAP]


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【強引にアウトから仕掛けるNISMO 400R】
コース内に設置されたカメラが捕らえた映像。イン側をブロックするR33 GT-Rに対し、強引にアウト側から仕掛けるNISMO 400R。(NISMO 400Rのドライバーは、恥ずかしながら筆者である)
突っ込みのスピードで勝るNISMO 400RはR33 GT-Rを一歩リード、立ち上がりでブチ抜くつもりだったのだが、強烈なアンダーステアによりテールから壁に激突、反動でR33 GT-Rに衝突する事となる。
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【やはり血は争えない...】
流石は兄弟車、2台は呼吸を整えながら徐々に合体
映像を見る限り、合体しながらもNISMO 400Rは「俺の方が兄貴だゼ」と主張しているようにも見える。
R33 GT-Rのドライバーは「ベース車両が同一とは言え、俺と兄さんがこんなに仲が良かったなんて...」とその状況を思い出すように顔を綻ばせながら語った...。
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【NISMO 400Rから弟を覗く】
NISMO 400Rのドライバー視点からR33 GT-Rを覗いた映像。
右前方にはR33 GT-Rのフロントタイヤを伺う事が出来る。この時点で2台の前後関係はないものと思われる。
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【R33 GT-Rから兄さんを覗く】
R33 GT-RからNISMO 400Rの後方を覗いた映像。
NISMO 400Rの下品なリアウィング (高橋啓介談) と左リアタイヤを伺う事が出来る。この時点でR33 GT-Rが若干リードしているように見える。
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【兄さん、弟に戯れる...】
上記の後方視点映像。
完全に2台は埋まってしまった。果たしてどちらの力で走行しているのだろうか? (心なしか兄さんが弟の邪魔をしているようにも見える...)
この後、NISMO 400Rは弟分であるR33 GT-Rの底力を見せ付けられる事となる。
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【兄弟の協奏曲 (ラプソディ) 】
まさに一心同体となった兄弟。
ピッタリと重なり合ってコーナーを立ち上がる。コースの審判員が9.95の高得点を与える程の素晴らしい演技を披露する。
「兄さん、狭いのにヒザの上に乗るんだもん...」とR33 GT-Rのドライバーは照れながら語った...。
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【脱出の瞬間...】
しかし勢いはR33 GT-Rにあった。NISMO 400Rから加速を付けて一気に脱出を試みる。
上部には置き去りにされるNISMO 400Rの天井部分を伺う事が出来る。「いやぁ〜、立ち上がりで全然加速しないッス」(NISMO 400Rドライバー談)
それもそのはず、既にNISMO 400Rはドライバーの魂と共に、その性能をR33 GT-Rに抜き取られてしまったのだから...。
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【NISMO 400R、戦意喪失】
完全に置き去りにされるNISMO 400R。R33 GT-Rの若さを羨ましそうに見つめる他ない。
レース終了後に行なわれたインタビューでNISMO 400Rのドライバーは「シューマッハのような兄弟の力関係が羨ましい...」と一言呟いた。


教訓:一心同体、少女隊。(無茶苦茶古い...)