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長いストレートと立体交差を含む超テクニカルサーキットのSpecial Stage Route11。全てのコースが壁に挟まれている為に「壁スリ」を多用するドライバーも多く、それ故に僅かなミスから誤って「壁に直撃」するケースも多い。 今回検証するCorvett '96 Grand Sports RMのドライバーの場合、自らのドライブミスというよりも他車との駆け引きによって起こった悪夢のような出来事である。 彼はUS vs UK (米英対抗選手権) /第5戦のSpecial Stage Route11で、予選4位からのスタートであったが、他車との駆け引きに破れ最終ラップの最終コーナーで悪夢のような出来事に遭遇する事となった。最終コーナーで勝負を賭けるべく、前方を走行していたDB7 Coupe RMのインを突き立ち上がりで前に出るはずだったのだが、DB7に前方をブロックされ行き場を失い右壁面の餌食となってしまった。 壁に激突してクラッシュ!と思われたが、不思議にも車体は右側部分から沼地にハマったようにズルズルと壁をすり抜けコース外を浮遊、その後勢いを付けてダイビングしてコース内に復帰という神業を披露する事となった。 今回のケースではイベント運営に大きな支障を来す事無くレース終了となったが、その後ドライバーは「秋名山のミゾ落し」にちなんで「Route11のカベ落し」と名付け、日夜フリー走行でそのテクニックに磨きをかけているらしい... (チーム関係者談) コース内に設置されたカメラと車載カメラを交えながら「Route11のカベ落し」を検証する。 |
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【DB7の卑怯なブロック】 Corvettの車載カメラが捕らえた映像。インを突こうとするCorvettに対して、DB7の卑劣なブロックが炸裂する。(DB7のドライバーは、何を隠そうこの私) 既に右ラインを越えてしまい壁は目前。間違いなくクラッシュ!と思われたのだが...。 「いやぁ〜、手前のシケインでスピンしちゃってイライラしてたッスヨ。完璧に地獄へ送ったとおもったッスけどね〜。」とはDB7に乗るドライバーの証言。 |
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【Colvett、沼地にハマる】 DB7のドライバーの思惑を他所に、Corvettは壁面に激突する前に右側面から路面に沈み始める。 映像を見る限り、路面に角度が付いているようだ。 DB7のドライバーは「サイドミラーに奴が映っているのが見えた時には悪い夢でも見ているのかと思ったッス」とその状況を蒼ざめた表情で語った...。 |
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【地中で加速を続けるCorvett】 徐々に車全体が路面に埋まるが、Corvettは加速を続けているようだ。 前方からの映像を見る限り、DB7に並んでいるようだ。このCorvettのドライバー、どうやらアクセルを踏みっ放しらしい。この期に及んで良い度胸だ。 まるで上田馬之助、いや高木虎之助を彷彿させる。 |
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【外壁を貫通するが...】 遂に外壁を貫通、完全に路面に沈み込むCorvett。 しかも更に加速を続け、DB7を1車体分リード。 このまま大きくコースを外れ、夜間飛行を始めるかと思われたのだが...。 |
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【ドライバー視点では...】 上記のドライバー視点映像。 映像では確認出来ないが、何となく外周壁面に沿って走行しているようにも見える。(気のせいか...) |
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【地中からの生還】 突然、Corvettは軌道を修正しコース内へと大きくダイビング!。 しかもDB7を完全に後方へ置き去りにした状態で、コース内へ着陸体勢に入る。 「突然右壁中から、鴨川シーワールドのイルカみたく飛び出して来たッス」とDB7のドライバーは言ったとか言わなかったとか...。 |
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【着陸寸前で失速...】 着陸体勢に入ったCorvettだったが、寸前で姿勢を崩すと同時に失速...。DB7との距離が縮む。 「いやぁ〜、マジぶつかるとおもったッス」(DB7ドライバー談) Corvettは着陸後に大きくアウトに膨らみ、立ち上がりでDB7に置いていかれる事となる。 |
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【Corvett、復讐を誓う...】 着陸時での失速により、立ち上がりでの加速が伸びないCorvett。このままDB7にジワジワ差を広げられながらのゴールとなる。 レース終了後に行なわれたインタビューでCorvettのドライバーは「カベ落しのコツは解った。今度はやったるで〜!」と強気の一言。 教訓:急がば潜れ、壁の中...。 |